ユン・ドヒョン・バンドと国家安全企画部
本日のライブはユン・ドヒョン・バンド。
正確には、「オー!!統一コリア」と題したスペシャル・イベントである。
イベント・タイトルだけでも
当局を刺激しそうなのに
総連系、つまり北朝鮮の息のかかった
金剛山歌劇団という、いかにもな名前の
芸術団が参加するという
何かが起こる期待ムンムンのイベントである
朝、嫁のために汗蒸幕の予約を取る。
女の人が韓国に来たら、サウナ・エステに行かないわけにはいくまい、
というわけで、日本の芸能人にも有名な「永東汗蒸幕」を予約。
行って見たらホントに日本の芸能人の色紙だらけでビックリした。
ここは女性専用なのだが、何故か「ヒロミ」の色紙もあるという。
残念ながら、僕は入室できなかったので真偽を確かめることは出来なかったが、、、
4時間のコースを頼んで嫁を放り込んでホテルに戻る。
やることも無いので寝る。
夕方、ユン・ドヒョンのライブに行く準備をしていると嫁が帰還。
感想を聞くと、サウナとかエステとかいいんだけど、
4時間でこなすにはとっても忙しくて疲れたといって寝る。
しょうがないので、嫁をホテルに残し、コンサート会場に行く。
今日のコンサートは、金剛山歌劇団とのジョイントで、
タイトルも「オー!統一コリア」となっていて、
ある意味、政治色の濃いイベントである。
というわけで、雰囲気も普通のコンサートとは全然違う。
まず、警備の人間の顔つきから違っていて、
どうも、国家安全企画部が警備を仕切っているらしい。
安全企画部といえば、かつて日本滞在中の金大中を拉致ったり、
南山にある本部に連行されたら生きてかえれないというウワサがあったりの、
超コワモテの部隊である。
この日の警備も、金属探知器まで持ちだして、
テロの予告がありました!!とでも言い出しそうなピリピリした雰囲気。
板門店の人民軍将校の方がまだフレンドリーだったというくらいで、
ハッキリ言って怖い。
普通は取材で来たと言えば、会場内に入れてくれるが、
この日は、確認を取れるまで会場入口で待たされた。
黒いスーツに身を固めたお兄さんに、英語でいろいろ質問されていたら、
マネージャーの女性が着てくれてプレス・パスを発行してくれた。
ユン・ドヒョンたちはまだ来てなくて、
インタビューはコンサート後にしてくれと言われる。
会場でカメラ位置などを決めていたら、
酒井美絵子ちゃんの携帯に友人から連絡が入る。
なんと、本番前だというのに、ユン・ドヒョン・バンドは、
東大門でゲリラ・ライブをやってるという!!
この日のユン・ドヒョン・バンドは、安全企画部の仕切りなので、
警察も手が出せないことを逆手にとってのゲリラ・ライブなのである。
したたかというか、とっても愉快なユン・ドヒョンなのである。
で、彼らがゲリラ・ライブをやってる最中に、
金剛山歌劇団の演奏が始まった。
平壌の学生少年宮殿で見た子供たちが青年になりました、
という感じで、懐かしさも相まって頭がクラクラした。
1時間程の演奏が終わり、ユン・ドヒョン・バンドの登場。
ユン・ドヒョンという人の歌は、単に上手いだけでなく、
人の感情とか魂を揺さぶる何かが宿っている。
上手いだけの歌手は多いが、声に何かが宿っている歌手はそう多くはない。
この日のステージも、番組でお伝えするが、
テレビでユン・ドヒョンの声の力が伝わるかどうか、ちょっと心配ではある。
ライブを見る機会がある人は絶対に見て欲しい。
イ・スヨン並のお勧めアーティストである。
コンサート後、ホテルに戻る。
金剛山歌劇団が出てたよと嫁に伝えると、本気で悔しがっていた。
北朝鮮に行ったことのある人間は、こ〜ゆ〜のに過激に反応するのだ (^_^;)
その後、酒井美絵子ちゃんの案内で、東大門に行く。
東大門は夜中でも盛り上がっていると聞いていたので、
前から行きたかったのだが、行ってみてホントに盛り上がっていてビックリした。
すでに夜中の12時くらいだったので、酒井美絵子ちゃんには帰ってもらって、
嫁と二人でショッピングする。
洋服を買ったりバッグを買ったり、靴やアクセサリーを見て回ったり、
4時くらいまでウロウロしていたが、そんな時間でも店は開いてるし、客もいるし、
店員さんも居眠りしながらもちゃんと商売していて、韓国パワーを改めて感じた。
バブル期の東京だってこんな街はなかった。
しこたま買い物をしてホテルに戻るが、すっかり興奮した嫁の誘いで、
アックジョンまで飲みに行くことになる。
タクシーを降りると、道端で瓦を並べている若者がいる。
何かと思ってのぞいてみると、どうやら瓦割りの露店で、
割った枚数によって賞金をくれる模様だ。
ホントにいろんな商売が韓国にはある。
僕も瓦を割ってやろうかと思ったが嫁に止められてしまった。(泣)
適当な店を選んで入ってみると、そこはお洒落なカウンター・バーだったが、
どうやら客に女の子がつく店だったようで(日本のスナックのようなシステム)
しかし、店に日本語の分かる女の子はいなくて、英語もほとんど通じなくて、
それでも一生懸命、片言の英語で会話する女の子を、
嫁はすっかり気に入った模様だった。
結局、朝の6時まで飲んでホテルに帰って寝た。
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コメント
ユン・ドヒョン!
大阪のライブに行きました。
彼を語る時に「天才」以外の言葉があると初めて気づきました。
CDでも確かに感じる事は出来るのですが、ライブですね!ライブ!
はまっています!
投稿: yossi | 2007/06/12 18:28